2008/03/15

いまは,何よりパリが恋しい

"étranger" として向き合ったパリ

パリの「古びた」街並みは,発見と快楽という「新しさ」に満ちていた.

その手がかりとなったのは,paroleとamourだった.

パリについて書こうと思ったけれども,それは「パリ」からは距離を置き,離れるだけのように感じられる.「〜について」は,対象への距離化を宣言している.パリのpresenceから遠ざかっていく.

パリとともにもうしばらくいっしょにいるために,ぼくは「語る」という行為を選択したくない.